都立中高一貫 合格者実績の謎
数日前に都立中高一貫校各校の倍率が出ましたね。
多少の増減はあったようですが、まぁ、大きな影響は無いでしょうね。(受かる子は受かるし、、と思います)
さて、受験票も届き、塾に受験番号をお伝えしました。
Webでの合格発表があるので、これで塾の先生方に合否を隠してもばれるのです。
このような対応をしていて、ちょうど2年前の塾選び思い出しました。
当時ネットでいろいろ調べてて、いろんな塾で、
「○○中学 合格実績○○名!!」
「○○中学 占拠率○○%!!」
という数字を目にしました。これは今でも変わらないと思います。
おそらく大手は2/9の合格発表の日に最新版として、この情報をアップするでしょうね。
ここで皆さんお気づきだと思いますが、すべての塾の合格者数を足すと、定員をはるかにオーバーしていますね。
例えば定員160名の中学に対して、塾Aの塾生の合格者数が70名、塾Bが60名、塾Cが40名、・・・という風に。
個人塾からの合格者もいますので、表に出ている数字よりももっと多いですよ。
これが、塾選びをする際に親を迷わせるんですよね。。。
数字ごまかして盛ってるのでは?
という推察もネットでささやかれていますが、この6年生の受験直前にきて、ようやく一つからくりが分かってきました。
もちろんこれだけではないと思いますが、確実に言えることが一つ。
単純です。
塾を「はしご」している受験生がいる。
です。
どういうことかというと、この時期受験票が手元に届くと、冒頭に書いたように各塾は塾生とその親に対して受験番号を伝えるよう要求してきます。
それが、メインの塾だけでなく、直前講座や冬期講習で行った別の塾でも要求されるわけです。10時間以上受講した受験生を「塾生」とするとか、いろいろ基準があるようですが、各塾とも実績を出したいのでしょう。
こうして1名の受験生が複数の塾に対して受験番号を伝えるわけです。
各塾は、その受験番号をもってWebで合格発表を確認するので、当然ダブってくるわけですよね。
実はウチの娘も2つの塾に受験番号を出しています。(片方は地元の個人塾なのであまり影響はないかもですが)
そして、複数の塾に行っている子、意外と多いですよ。
やっぱり2学期以降、親が心配になるんですよね。
ここだけでいいのだろうか??
他も見ておいて網羅的にやったほうがいいのではないだろうか??
って。
これは我が家でも話になりましたが、我が家の場合はベースを地元の塾でしっかり整えて、足りない部分を外部で補強するという明確な意図をもって外部の講座をたまに受けています。
一つの塾でも結構ヘビーなので、2つやるとかなり大変になると思います。
冷静に考えた上でであればよいのですが、小学生は完ぺきではないので、親はどうしても心配になってきますね。
これから塾選びをするご家庭は、このことを頭に入れておくとよいと思います。
落ち着いたら塾選びについても少し書きたいと思います。